書くことで
己を知り
己を表現する


書家 佐藤 雄司(さとう ゆうじ)

YUJI SATO

皆様はじめまして、佐藤雄司と申します。
香川県で生まれ、新潟県で教師をしながら書道の活動を行っています。

書道を目指すきっかけ

私は弘法大師・空海の生まれ故郷、香川県善通寺という場所で生まれ育ちました。
私の実家は善通寺に挟まれるようにして建っており、私の毎日の遊び場はお寺でした。
空海は三筆として有名で、地元も比較的書道に理解のある地域ではなかったかと思います。
母も書道に熱心で、そんな影響で我々兄弟は幼い頃から自然と書を習いました。
私は恩師にも恵まれ高校を卒業するまで続けてきました。
一生の仕事にするのなら、自分の好きなことをして過ごしたい、そんな程度の思いで書道教師を目指して書道科に進学しました。
当時はバブルの残り香からか、まだまだ書道人気が高く、倍率も10倍近くの狭き門でした。
初めてのことに戸惑いながら、深く知り、自己を表現できる楽しさに取り憑かれ日々制作に励みました。
憧れの空海に倣って中国留学も強行し、中国全土をバッグ一つ片手に見て回りました。
書道を目指すことは思い切った選択でしたが、他人を教える立場になったことで、逆に使命感のようなものを感じて日々制作を続けています。

これからの書道活動

書の道を志した時、いつも思っていたことがあります。
書道は死ぬまで続けることができる、ということです。
書道に終わりはありません。死ぬまで自分を成長させ、死ぬまで自分を表現できるのです。
こんなすばらしい活動が他にあるでしょうか。

また、書道は白い紙に黒い墨で書く、というシンプルな芸術です。
そのシンプルさ、その潔さにこそ、書道の真髄があります。

誰にでもできて、誰もが見れて、意見を言える。
時には、なんて書いてあるのかを尋ねたり、次の題材に頭を悩ませたり…
時には文字なんて書かない、と割り切ったり…
書道には決まりがあるようで、ないんです。答えがあるようで、ないんです。
みんな好きに書いて、好きに発表する、それで良いと思います。
昨今、SNSが普及し、若い作家が自由に表現しているの見て、ああこれでいいんだと思います。

あなたは今、輝いていますか?
書道という、いつでも、誰でも、どこでも始められるシンプルな芸術に興味をお持ちなら、まずは筆を買うことから始めてみませんか(^^)

佐藤 雄司

経歴

1976 香川県善通寺市 生
2000 山西大学師範学院(現太原師範大学)文学系書法専業 留学
2003 新潟大学大学院教育学研究科 修了
現 在 東京書作展審査会員 新潟県高校教諭

個展

2002佐藤雄司書法展太原師範学院(中国山西省太原市)
2003佐藤雄司修了制作展西新潟文化会館(新潟市)
2004佐藤雄司小品展「古代文字への憧憬」カフェ・ド・ノエル(見附市)
2017佐藤雄司書展    -阿・吽-新潟県庁ギャラリー(新潟市)
2018佐藤雄司書展Ⅱ -轍-新潟県庁ギャラリー(新潟市)
2022佐藤雄司書展Ⅲ -いま、ここ-万代島アートギャラリー(新潟市)
2023佐藤雄司書展Ⅳ -孫子篇-新潟県庁ギャラリー(新潟市)
2024佐藤雄司書展Ⅴ -韓非子篇-新潟県庁ギャラリー(新潟市)
2025佐藤雄司書展Ⅵ -墨子篇-新潟県庁ギャラリー(新潟市)

グループ展

1996早蕨書展 知足美術館(新潟市)
2000六彩展 新潟県民会館(新潟市)
2009生誕400周年記念傅山書法展 東京芸術劇場(池袋)
2009弥彦野外アート展(山下幸治氏と) 弥彦総合文化会館階段&周辺(弥彦村)
2010 佐藤雄司×山下幸治展ギャラリーmu‐an(長岡市)

主な受賞歴

2004 第1回傅山書法精品展 太原市市長賞中国・山西省博物館
2005 芸展 新潟日報大賞(会員推挙)新潟県民会館
2006 書道学会展 読売新聞社賞東京都美術館
2007 十日町市美術展 市展賞十日町市民体育館
2008 魚沼美術展 魚沼市長賞 小出郷総合体育館
小千谷市展 市展賞東小千谷体育センター
2009 魚沼美術展 魚沼市長賞(2回目) 小出郷総合体育館
小千谷市展 市展賞(2回目)東小千谷体育センター
東京書作展 文部科学大臣賞(準大賞) サンシャインシティ文化会館
2010 魚沼美術展 新潟日報美術振興賞 小出郷総合体育館
東京書作展 特選 サンシャインシティ文化会館
2011 芸展 会員の部 会員賞新潟県民会館
2013 東京書作展 委嘱の部 特別賞(審査会員推挙)サンシャインシティ文化会館
2016 新潟県展  奨励賞朱鷺メッセ
2019 芸展 会員の部  県立近代美術館賞新潟県民会館

主な著述

日本古代金石文 -その発生と盛衰について-」『書叢』第十四号、新潟大学書道研究会
日本古代文字再発見 -いま古代史がおもしろい-」『墨』146号 芸術新聞社
「傅山墨蹟を訪ねて -傅山墨蹟の二次資料―」『書叢』第十六号、新潟大学書道研究会
「傅山の学書観 ―傅山書論中に見られる董其昌書論の受容と反発―」
『書叢』第十七号、新潟大学書道研究会
「新出土《逨盤》の書道史的位置づけ」
『書叢』第十八号、新潟大学書道研究会
「第一回傅山書法精品展」と初公開作品」
『書叢』第十九号、新潟大学書道研究会
「『長沙東牌楼後漢簡牘』概述」
『書叢』第二十号 新潟大学書道研究会
「僕の中国留学記(1~6回)」
『墨』148号~153号1年間隔月連載
「新発見 欧陽詢『竇娘子墓誌』の書風分析」
『墨』189号 芸術新聞社
『傅山書法精選』分担執筆 傅山研究会発行、東京文物

その他の活動

2024.9新潟県美術家連盟主催篆刻講習会 講師新潟県民会館
2025.3會津八一記念館主催 篆刻体験講座「方寸の世界にふれる」 講師新潟日報メディアシップ
2025.11「新潟県教育の日」記念イベントにて遠隔授業実演新潟日報メディアシップ
2026.3