
成覚道
覚道を成ず
仏地に至る。

意通すれば
意通すれば則ち傾蓋の遇なり
心が通じ合えば、それだけで旧知の仲のようになれるものです。

高山風易起、深海水難量
高山に風起ち易く、深海に水量り難し
執着や煩悩の峰々に迷いの風はたちやすく、悟りの大海は深玄にして人の思量をこえる。

遊大覚観
大覚の観に遊ぶ
これまで知らなかったことを、目が覚めたように明らかに知る、すなわち涅槃のうてなで優遊すること。

字勢狂逸
自由奔放に書く。

阿吽
最初と最後。密教では、「阿」を万物の根源、「吽」を一切が帰着する智徳とする。

此の身は
此の身は脆きこと泡沫の如し。
我が身のもろくはかないことは、あたかも水上の泡のようであり、また我が命も夢幻のように仮有なるものである。

山毫点凕墨、乾坤経籍箱
山毫に凕墨を点ず。乾坤は経籍の箱なり。
大山脈を筆とし大海を墨として書せば、天地は一切経の一巻の軸。

四無量心
慈・悲・喜・捨
菩薩に求められる四つの覚悟。
慈…人の幸福を願う。悲…苦しみを取り除くことを願う。喜…人の幸せを喜ぶ。捨…利害への執着を捨てる。

碧水澄鏡
湖の水は碧色で清く澄み、しかも鏡の面の如くに清らかでにごりがない。

凝念
思いをこらす。じっと考える。

二気変龍、雲雷成音
二気龍に変じて、雲雷音を成す。
老子の徳が陰陽の二気によって養われ、時として竜となり雲雷となって大音を発するが、誰もこの変化自在の徳を知り得ない。

三毒
貪・瞋・痴
善根を毒する三種の煩悩。むさぼり、怒り、無知。

無礙
すべての外物・現象にとらわれず、自由自在に通達してさまたげのないこと。

出愛纏
愛纏を出ず。
愛縛のとらわれから離れ出ること。
